こんにちは、はづきです。
不老不死(=健康長寿)のことを意識し始めると、メトホルミンなどの「魔法の薬」を飲んだり、食事制限をするだけでなく、普段の生活の中で「害のあるものをできるだけ排除したい」と思うようになります。
その代表的な例が「タバコ」でしょう。
私は、見た目のカッコ良さから「黒いタバコ」を吸っています。
具体的には「ブラックデビル」や「ブラックスパイダー」など。
これらはフィルターにシロップが塗られていて、吸いながらくちびるを舐めると、甘くて美味しいんですw(煙も甘い香りがします)
ですが、これがなんと「タール10mg以上」のタバコで、なかなかキツいんですよ。
ちなみに、私は30歳ぐらいからタバコを吸い始めたので、まだそれほど喫煙歴は長くありません。
しかし、それほど長くない喫煙期間にもかかわらず、職場環境や、きつめのタールやニコチンによって健康を害している可能性が大いにありました。
不老不死を目指す上で、細胞の「酸化」や死のリスク(がん等)はできるだけ避けたいものです。
ということで、私はこれを機に、タバコをやめる決意をしました。
とは言ったものの、喫煙者には「独自のコミュニティ」が存在しますし、一服することには「気分転換」や「リラックス」する効果もあります。
タバコには”デメリットしかない”とは、必ずしも言い切れないということ。
喫煙の”良さ”まで捨ててしまって、後悔する可能性があります。
この喫煙者のメリットを残しつつ、タバコをやめる方法はないか?
しばらく頭を悩ませました。
そして、考えた結果出てきたのが…
「タバコじゃない」けど「タバコの形状に似た」「健康的な何か」を「吸う」という案でした。
これなら、ニコチンやタール、その他有害物質の摂取をやめつつ、身体に良い何かを取り込むことができそうです。
しかも、喫煙の習慣をほぼ変えずに済むので、メリットである「たばコミュニケーション」や「気分転換&リラックス」の効果を失うこともありません。
では、その「健康的な何か」とは何なんでしょう?
以下から、その辺を具体的に解説していきたいと思います。
あなたの禁煙生活や、不老不死・健康長寿ライフの参考になれば幸いです。
「ニコチンが入ってない」タバコはどうか?
今では、もう「電子タバコ」は一般的ですよね。
火をつける必要がなく、本体さえ充電しておけば、カートリッジを交換するだけでタバコを吸えるというアレです。
「IQOS」が最初に流行り、その後いろいろ出てきました。
ですが、これは「電子タバコ」という名前なだけあって、火を使わなくなっても結局”タバコ”です。
公式サイトを見てもわかる通り「ニコチンが入っている」ので、様々なリスクがあることに変わりありません。
では、ニコチンが入っていない電子タバコはどうでしょう?
「ベイプ」というものがあります。
こちらは、IQOSのような電子タバコと同じように「本体」が必要なんですが、吸う気体にニコチンが入っていません。
「リキッド」と呼ばれる液体を本体内に充填しておけば、それがなくなるまで吸えます。
例えば、私が過去に吸っていた「JUUL」という、海外ではかなり有名なベイプがあります。
こちらは、リキッドに様々なフレーバーが用意されていて、その時の気分でカンタンに味(香り)を切り替えられるようになっています。
また、本体がオシャレでスタイリッシュなデザインなので、持っていてカッコいいと思いますよ。
「脱ニコチン」「ニコチンからの卒業」に使われることもあれば、逆に非喫煙者の「タバコへの導入」のきっかけにもなりうるものです。
日本製のJUULのカートリッジなら、ニコチンは100%入っていません。
ただ、個人的に気になるのは「リキッドの成分」なんです。
主成分は「プロピレングリコール」というものなんですが、食べたり飲んだりしても無害であることはすでに証明されています。
ですが、飲食と「吸う」ことは別。
“胃”に入るのか、”肺”に入るのか、という少しの違いに思えますが、肺に入る前に「加熱」することで”有害物質を生み出している”可能性があると、いくつかの実験の結果で出ているようです。
電子タバコ、加熱式タバコをお使いの方に重要なお知らせ
引用元:一般社団法人日本禁煙学会
http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/information/NSAT2019.pdf
「免疫が落ちて、感染症にかかりやすくなる」ということが、上記以外のページでもいくつか書かれていました。
ニコチンが入っていないベイプでさえも「ノーリスクではない」ということは、理解しておくべきかと思います。
タバコの葉じゃなく「他の葉っぱ」ならどうか?
火をつける従来の紙巻きタバコは、何と言っても「手間がかからない」という点で、電子タバコより優れていると感じます。
私がベイプを使っていた時、本体を”充電しないといけない”のは、正直かなりわずらわしかったですね。
では、同じように「火をつける」タイプで、”タバコの葉を使っていない”ものならどうでしょう?
タバコの葉を燃やすから、ニコチンを摂取することになるんです。
なら、中身の葉っぱを何かしら”健康的な別の葉っぱ”にできれば、有害物質を取り除けるんではないでしょうか?
ということで、普段から愛用させてもらってるAmazonで探してみると…
こんなのがありました。
「お茶の葉タバコ」
なんか、とても身体に良さそうです。
形状は紙巻きタバコそのものですが、中身がタバコの葉ではなく「お茶の葉」なので、ニコチンが含まれていません。
レビューを見てみると…
「まずい」
「タールがすごい」
「すぐやめて普通のタバコに戻った」
んー…ちょっとこれで禁煙するのは、難しそうですね。
味がまずいのは、気にしないです。
でも、ニコチンは入っていなくても、火をつけて”燃やす”ことで「タール」やその他の有害物質が発生してしまうようです。
また「長期間は吸わないようにしてください」という注意書きがあるのも、気になるところ。
健康被害についての懸念があるものの、ちゃんと臨床試験をおこなったわけではないからよくわからない。
ただ、この製品を吸い続けることで、何かしらの「被害に遭った」とは言われたくないから付け足した。
という感じの文言に、捉えられなくもないです。
やはり、お茶の葉はお湯を注いで「お茶」を淹れて飲むべきものでしょう。
その方が、カテキンやカフェインを摂取できて、さらに”息抜き”もできるので、良いですね。
健康に良くて「吸えるもの」って何?
電子タバコやベイプは、たとえニコチンが入っていないものでもリスクがあります。
また、タバコじゃない葉っぱでも「燃やす」ことで有害物質が発生します。
では、どうすればいいんでしょうか?
結局、タバコのように手軽で携帯できて、代わりになるようなものはないんでしょうか?
ここで、ちょっと視点を変えてみましょう。
「吸う」ということは、必ず“気体”でないといけませんが…
燃やして気体を発生させるのではなく「最初から気体」だったらどうでしょう?
私たちは、毎日”呼吸”をしています。
中でも「酸素」がないと、人間は生きていけません。
じゃあ、酸素を吸えばいいのでは…?
よくテレビで、マラソン選手が走っている途中で「酸素」を吸っているのを、見たことありませんか?
最近は「高濃度酸素治療」といって、酸素をたくさん取り込んで治癒を促進する方法もあります。
酸素を吸うと、とても身体に良さそうですよね。
ここで再びAmazonで検索してみると…
「酸素缶」が出てきました。
ただ、コンパクトではありません。
できるだけ小さいものを…と、探してみましたが、タバコのように気軽に携帯できるような酸素缶はありませんでした。
諦めかけたその時、ふと思い出したんです。
「水素水、流行ったなぁ」と。
水素は抗酸化作用…つまり「老化防止」や「若返り」の効果があるとされていて、美容に関心がある人たちの中では今も”水素水”がもてはやされています。
体内の不要な酸素が細胞を老化させるんですが、これらの酸素(O)と、水素水の水素(H)がくっついて、ただの無害な水(H2O)にしてくれる、というしくみです。
で、水素も元々は気体です。
水素水ではなく、水素をそのまま吸えるものはないかな?と探してみると…
ありました!!
医療用…百万…
いやいや、そんなでかいのは要らないです。
もっとコンパクトなもの…
はい、ありました。
水素ガスを吸える、コンパクトな機器です。
正直、若干の手間とコストはかかりそうですが…
「がんのリスク」の代わりに「抗酸化作用」が手に入るなら、全然、許容範囲内です。
また、燃やすのではなく”電気分解”なので、有害な物質が新たに生まれる心配もなさそうですね。
私の答えは、これでした。
「禁煙外来」で禁煙できる人はいない?
私の目的は「タバコを吸う習慣を”健康的なもの”に変える」ということでした。
ニコチンやその他有害物質の摂取はやめても、喫煙習慣のメリットは失いたくなかったからです。
なので、タバコの代わりに吸えるものを探していました。
ですが、そんな「たばコミュニケーション」や「一息つくことのリラックス効果」といった、喫煙のメリットまで捨て去ってもOKな場合は、ただただ“吸うのをやめればいいだけ”なんです。
代わりのものを用意する必要はありません。
ここで「禁煙」のことも少し考えてみましょう。
自力でタバコをやめることができない場合は「禁煙外来」に頼る方法がありますね。
ですが、それで本当に禁煙できるんでしょうか?
私の知人にかなりのヘビースモーカーがいるんですが、禁煙外来に行ったことで、一瞬タバコをやめました。
ですが、今は再びヘビースモーカーに戻っています。
なぜまたタバコを吸ってしまったのか?
それは「一緒にタバコを吸う人がいたから」です。
禁煙外来に行く人を分類してみると、以下の3種類いると考えられます。
このうち、1番上の「人体に影響が出てもやめたい人」は、禁煙外来に行けば禁煙できると思いますが、恐らく禁煙外来に行かなくてもタバコをやめれる人です。
2番目の「医療に頼りたい人」は、禁煙外来に行って薬のようなものをもらい「これで自分は禁煙できる」と信じて飲み続けることで、きっと禁煙できるでしょう。
最後の「危機感を持ってない人」は、そもそも禁煙外来に行っても禁煙できません。
タバコを吸う行為には”主体性”があり、他人にどうこうできるものではないんです。
自分自身で「もうタバコは吸わない」と決意しないと、やめれません。
さらに、禁煙外来でタバコをやめれたとしても、その後の「人間関係」によって再び喫煙が始まってしまうことがあります。
特に2番目の「医療に頼りたい人」は、自分の意志が弱く、他人に流されやすい傾向にあると言えます。
これまで通りの「喫煙が許容されるコミュニティやグループ」の中にいると、タバコを吸える機会やきっかけは多くあるでしょう。
意志が弱いと、他人がタバコを吸ってるのを見て「いいなぁ…」と思ってしまい、1本もらい、また1本もらい、もらった分は自分でタバコを買って返し、余ったタバコは自分で吸い、そして次からは自分で吸うために買ってしまう…
禁煙外来が「完全に無意味」とは言いません。
ですが、大事なのは「医療に頼ること」ではなく「何としてもやめたい気持ち」そして、場合によっては「これまでの人間関係を見直す」ことも必要です。
人間関係を見直すのって、なかなか大変なことですよね?
友達との縁を切ったり、転職したり、といったことを(たかが)禁煙のために実行しないといけないかもしれません。
いや、もちろん「健康」は大事ですよ。
でも「友達」や「仕事」も、同じぐらい大切なもののはず。
そう考えると、タバコは「ただやめる」よりも「代わりのものを吸う」方が、すべてがうまくいくような気がします。
まとめるとこんな感じ
ここまで「タバコの代わりになるもの」について解説してきましたが、いかがでしたか?
この記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- ニコチンが入ってなくても「電子タバコ」はリスクあり
- 「茶葉」自体にニコチンがなくても、燃やすとダメ
- 「水素」を吸えば”若返り効果”が期待できる
- 禁煙外来で禁煙するには「人間関係」も考え直す必要あり
私の場合は、タバコの代わりに「水素ガス」を吸うのが1番合ってるように感じました。
ですが、この辺は人それぞれの考え方があるでしょう。
あなたに合った方法を、試してみてくださいね。