『そもそものデザインのりくつ』読んだ感想&レビュー【書評】

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書籍「そもそものデザインのりくつ」レビューの記事

書籍「そもそものデザインのりくつ」を読みました。

書籍情報

著者:シブヤ領一
発売日:2022/12/7
出版:翔泳社
ページ数:207ページ(ワーク含む)

関連キーワード:
デザイン、グラフィックデザイン、WEBデザイン、基礎力

この記事では、書籍「そもそものデザインのりくつ」を読んだ感想やレビュー、得られる知識、読むべき人などをまとめました。

書籍の要約は、著作権の関係で記載しておりません。
ですが、あなたに必要なものかどうか、読書すべきかどうかの判断材料にはお使いいただけるかと思います。
ぜひ、最後までごゆっくりご覧ください。

「そもそものデザインのりくつ」の読書をオススメしたい人は?

同じ見た目の人が並んでるのを振り返って見てる女性

この本は、デザインに関する「すぐに使えるテクニック」よりは「本質」について書かれたものです。
本質というと、抽象的すぎて逆によくわからないデザイン本がありますが、これは抽象と具体の具合がちょうど良いと感じました。

  • これからデザインを学びたい未経験者
  • とりあえず独学のためにソフトを入手した初心者
  • 小手先のテクに頼りきりの中級者

上記のような人には特にオススメです。
デザインを学ぶなら、一冊目に読むべき本だと思います。

本の読みやすさ、読破にかかる時間は?

砂時計

200ページ程度の一般的なボリュームですが、イラストが多いのですぐに読み切れるでしょう。
ただ、この本は”ただ読む”だけでは無意味。
実践も込みで考える必要があります。

巻末にワークがあり、実践経験を積むには結構時間がかかると思います。
ですが、デザインを学びたい人なら時間をかける価値は大いにあります。

この本の扱い方や手放す基準は?

本を吹き飛ばして暴れる人

この本は、デザインの本質を学びつつ基礎力を鍛えることができるものです。
読むだけでなく、手持ちのデザインソフトで試してみたり、ワークが完了するまでは手元に置いておくのが良いでしょう。

実践を続けていけば、そのうちこの本の内容はすべて覚えてしまうと思います。
そうなったら、もう手放してOKかと。
次のステップへ進みましょう。

「そもそものデザインのりくつ」を読んだ感想は?

本を持って驚く少年

すぐに使える小手先テクのデザイン本が多い中、デザインの具体的な本質がわかる数少ない本です。
デザインの独学を考えている人は、これを最初に読めばまず間違いは起きません。

「何かを最短で学ぶなら、良き師匠に教えを乞うこと」という一般常識は、ご存知でしょう。
その良き師匠が最初に教えてくれるようなことが、この本には書かれています。

「そもそものデザインのりくつ」の総合評価は?

枯葉の上に書籍とメガネ

ここまで、書籍「そもそものデザインのりくつ」を読んだ感想やレビュー、得られる知識、読むべき人などをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
まとめると、以下です。

この記事を要約すると…
  • デザイン未経験者や初心者が一冊目に読むべき本
  • 小手先テクや参考資料に頼りきりの中級者にもおすすめ
  • うまく整理されていてとても読みやすい

率直に言うと「読んでよかった」です。
それと同時に「10年前に読みたかった」とも感じました。
私はグラフィックデザイン実践の中から、そのデザインの意味を考える等して学んでいきました。
ですが、独学開始時にこれを読めたら、もっと早く上達できたと思います。

また、ここまで項目が整理されていて、例やイラストがふんだんに掲載されて読みやすいデザイン本は、なかなかありません。
そういう意味で、貴重な一冊だと言えます。

興味があれば、あなたもぜひ読んでみてください。
それでは、良い読書ライフを。

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